さ~て、ついでに書きたいこと書いちゃおうw
皆ならどっちの気持ちになるだろうか。
とあるアーティストがダンスのPVを作りたいという
仕事の依頼をしてきました。
プロデューサーはそれを引き受けました。
んで、スタッフを数人雇いました。
いざ、ロケです。
荷物は当然多いわけです。
アーティストが荷物を持って歩いていることに対して
プロデューサーはスタッフにダメだしをしました。
「アーティストに荷物を持たせるんじゃない!」って。
しかし、スタッフの主張は
お願いをしてきたのはアーティストなのに
何で怒られなければならないのか?と怒りを感じています。
こっちがお願いしたわけじゃないし(´σ `) ホジホシという感じです。
さて、これは、スタッフに同情をするべきなのか。
それとも、プロデューサーの意見を御もっともと思うか。
前者の気持ちになった貴方。
それが大学1、2年生ぐらいの人であれば
まあ、良しとしましょう。
これが3年生以降の人。
プロデューサーが俺なら切れるw
普通ならまあ、頼んでいる癖に
何で怒られなきゃならないしwフザケンナッツーノヽ(`Д´)ノ
ってなるでしょう。
そりゃそうだ。
頼まれごとをして、きいてやってるのに
あーだこーだ文句を言われればイライラするでしょう。
でも、プロデューサーは「ダンスPVを作る」ということを
お願いしている以上伝えているはずである。
「ダンスのPV作るから手伝って!」ぐらいのことは最低でも言っている。
つまり、考え方としては、ダンスPVを作るために必要なことを行う。
やってはいけないのは、その制作に差し支える行為、或いは可能性のある事。
アーティストは被写体。というかこの場合は商品そのものになるよね。
そのアーティストが荷物運びなんかして疲れを出してみよう。
俺は映像撮影の経験はないけれど、この手の制作を行ってきた人だからこそ
気を使わなければならないことはわかる。
絶対疲れというのは、ポーカーフェイスを使っても
必ずどっかしらで出てきてしまう。
特にそれがプロでなくて、アマの場合なら余計に。
最初はそれぐらいでもいいでしょう。
でも、こういう小さなことが積み重なると
作品が出来上がった頃には使い物にならなくなっている可能性がある。
例えば、ドラマの1シーンで、最初は肌が黒いのに
次のシーンになったらいきなり肌が真っ白になっていました。
とかいったら変でしょ?時間の流れを無視した現象が起きてしまう。
日焼け対策をするかしないかだけで。
PVというからには絶対時間を必要とするロケ。
少しでも体力を温存させなければならないのに
疲れさせてしまったらどうなるか?
そう考えたら、だんだんプロデューサーのダメ出しは
当然の成り行きで起きていると思えないかい?
もっと分かりやすい話をしようか。
飲食店とかで、料理の途中で、何らかのトラブルで
混入物が混じったりしたものを
そのまま出させるようなことってしないよね?ブラック企業じゃない限り。
誰がどう考えてもまずいと思うよね?
状況はこれとほぼ同じといえる。
一般常識はあくまでも、一般の常識であって
目的用途、立場(この場合はクリエイターとしての考え方)状況によって
常識というのは常に変わっていくもの。
今の世の中に必要なのは、そういった頭の回転なのかもしれない。
だから、その手の常識はこれから学べばいいことではある。
ちなみに、ここに出てきたスタッフというのは
もう映像制作を何年もやってきているハズの人。
だからこそ、ダメ出しに対して怒ることはありえなくて
こんなこともわからないっていうのは
一体今まで何を学んできたのか?って話になるw
実際の社会なんかでも、理不尽なダメ出しは
こういった問題点の捉え方を理解していないからなのかもしれない。
理不尽なダメ出しは、視点を変えて考えて出てきた結論を見たとき
当然の成り行きとして起きていることもある。
まあ、本当に理不尽なだけな可能性も否定はしないけれどw
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