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半作曲家、石黒太一の日々の様子やらいろいろ書いていく予定。
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RMEを使い始めてからその後

どうも、太一です。
ブログ更新します。

さて、シモネタ混じりに語ったRMEのインターフェス。
改めて語っていこうかねw

RME hammerfall DSP multifaceっていうやつを使っているんだけど
商業スタジオやそれっぽい処ではUSBとかFirewireではなく
DSPカード系が大半らしい。
だから、DSPのカードがないと動かない。
ちょっと前のインターフェースだけど
以前まで使っていたEDIROLのインターフェースより
はるかに音は良い。ちょっと重くなるけどw

んで、何気に機材が増えてきているので
音の聴き比べをしてみたよ。

今回素材として選んだのが浜崎あゆみの「SURREAL」ね。
2000年代に発売した曲で、浜崎あゆみの音楽が
流行りだした頃の楽曲。
作曲が菊池一仁さんで、アレンジャーがH∧L。
あぁ....Google日本語変換だと∧を出すのがめんどくせぇ....

聴き比べに使った再生機及び機材↓

・SONY Walkman A918(だったかなw)
・EDIROL FA-66
・RME hammerfall DSP multiface

尚インターフェースのアウトプットは
SONYのMDR-CD900-STを使って聞き比べました。

まずはウォークマン。
これはまあ、いつも使ってるプレイヤーだから
慣れてはいるけど、正直EQをいじらないと聞いてられない。
プレイヤーは時代と共に進化をしているけれど
結局音質がいいのはどうしてもCD。
そしてそれを上回るのがなんとレコード。
どうしても圧縮する分音質が下がるのは避けられない。
良い機材であればあるほどそれがバレる。
CDの場合は再生する側がよければ正しく演奏をしてくれる。

SURREALを再生した時、イントロのピアノと
高音域のシンセは聞こえるが、裏で鳴っている
低音のシンセらしきものはあるが、それが実際に
どんな演奏をしているのかまではわからない。
垂れ流しに聴いてきた人には恐らく
低音が存在していることすら認識していないだろう。

EDIROL FA-66

まあ、三万掛かるだけあって
CDプレイヤーやウォークマンとは比較にならない音質は出ます。
浜崎あゆみのSURREALのイントロも
ウォークマンでは何を演奏しているのかわからなかった低音のシンセも
はっきりと存在していることが認識出来る。
実をいうとイントロはピアノと高音のシンセしかない
シンプルな構成だと思っている人がおおいけれど
裏でかなりエグい音をした低音のベースが
平気で鳴っているのだけど、私生活で音楽を聞いている分には
絶対に気がつかないことだろう。
そして、SURREAL意外にも聞こえない音っていうのはあって
インターフェースをつないで再生すると出てくる音がある。
それに気がついた瞬間、聴き飽きた曲も再び聞き入るようになれる。

今まで中音域が篭る!だとか音質悪くね?とか
散々文句を垂れてきたわけだが
何だかんだで一応インターフェースとしては
それなりの音を出してくれております。

RME hammerfall DSP multiface

本来は12万ほどするRME firewireシリーズの先祖にあたるインターフェース。
今は在庫もほとんどなく、手に入れるには基本中古になる。
特にノートPC用では既に在庫は無いし、当然生産もしていないので
中古での購入が必須となる。しかしそれでもEDIROLぐらいの値段で
高品質なサウンドが手に入るならと思い、購入に踏み切ったインターフェース。

音質もやっぱ本来12万以上する代物ってだけあって
相当綺麗な音で再生してくれる。
SURREALを再生したら、ピアノの音がかなりクリアに鳴ってくれる。
もちろんあのエグいシンセの音もしっかり出ている。
当然中音域の嫌な癖が全くなく、ミックスするときも
はっきりと音の違いがわかるのでEQ操作もかなり楽になった。

あと、ピアノ曲を聴いていてすごく思うことは
ピアノの音だけでなく、そこで演奏しているという
空気感、空間の音もしっかりと再生してくれる。
音の解像度がはんぱなく上がっていることがわかる。

今までのプレイヤーだと、ピアノの音しか聞こえなかったものが
演奏者の息遣いやペダルを踏む音までもしっかり聞こえて
生演奏の空気感がしっかり伝わる。
これはサラウンドのスピーカーで鳴らしたら鳥肌モノだろう。

とまあ、このインターフェースで改めていろいろ音楽を聴いては
新しい発見を多く経験しているわけだ。
このインターフェースのお陰で、音源によるピアノなのか
生によるピアノなのかが一発で聞き分けられるようになった。

そして、こういう時にこそ改めて機材にはお金を惜しんではならないってことを
耳で教えてもらった。

ただ欠点というか、俺としてはちょっと厄介な仕様があって
NUENDOを起動した瞬間、WMPやソニックステージ。
あとiTunes等で再生している音楽が一切聴けなくなること。
当然ニコ動やようつべの動画も音が鳴らなくなる。

どうしてもインターフェースの都合上、バックグラウンドとDAWで
両方同時に音を鳴らすことが出来ないらしく
どちらかを優先しなければならないのである。
ミックスをする際にリファレンスとしてCDを聴くことがあるのだが
それが再生出来ないというのはちょっと面倒である。DAWに読み込まなきゃならないから。

それならバックグラウンド時にASIOを解放すればいいじゃん?
とかいう声が聞こえてきそうだけど、確かにそのとおりですよ?えぇ....
でもね、いざやってみると案外気分乗らないよ?
バックグラウンドへ移った瞬間DAWの音が止まるとかw

昔大学でNUENDOを使っていた時に、なぜバックグラウンドでは
音楽の再生が出来ないのかずっと気になって仕方がなかったけど
このインターフェースを使うことで納得出来たよ。

それでもまあ、EDIROLよりは圧倒的に良い音を鳴らしてくれるし
ミックスではこいつがないと成り立たない!って思うしw
やっぱ使うべき機材は揃えなきゃなぁと思いました。

また何らかの機材を手に入れたら
比較なり検証なりしていきたいね。

今度音の違いを聞き比べたい人がいたら
是非家にきたらいーよ。

紅茶でも飲みながらオーディオの話に付き合ってくださいw

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