どうも、太一です。
夏が終わってもう5日が過ぎようとしている。
しかし、暑さは未だ記録を更新するというね。
このまま冬こなくていいよ。お願いだからさ。
さて、皆はCDで音楽を聴く?
Ipod(笑)で音楽を聴く?
俺はPCで音楽を聞くことが多いんだけどさ
DAWに読み込んで聴くの。
というか、ミックスとかしてる環境だから
それで聴くのが一番いい音なんだよなやっぱ。
DAWに読み込むと、波形が見れるのよ。
音ってのは波形だからさ。
音楽を聴く時って波形とかみたいでしょ?普通は。
せいぜいEQのバーぐらいでしょ?見るとしてもw
DAWで見てみるとそれはもう面白い。
当たり前なんだけど、曲ごとに波形が違うの。
うん。違う....はずなんだけど
一部(で済むかな?)の曲は
全く同じような波形になってんのね。
CDではあまり感じ無いと思うけど
Ipod(爆)なんかで曲を聞いてると
この曲は音でかいけど、この曲は音がちっさいってことない?
マスタリングっていう過程でCDの音量バランスを整えてるから
CDで音楽を聴く時には1枚を通して変わらないんだけど
当然ならが、CDによって音量感は変わってくる。
だから、あの人の曲を聴くと音でかいのに
この人の曲を聴くと音小さ!ってなるの。
同じアーティストでも音量差はアルバムで変わるからね。
実をいうと、マスタリングが変わるから
シングルと同じ曲が入っていても
実際は若干の違いはあるんだよね。
この間某Do As Infinityの曲を、シングル版と
アルバム版で逆相させてみたけど
完全に音消えなかったよ。
逆相についてはまたいつか書くとして....
ジャンルは同じでも、聞こえ方が変わる。
歌詞とかメロとか演奏とかそういうところだけじゃなくて
こういったマスタリングとかミックスでも
そのアーティストらしさっていうのは変わってくるのでしょう。
それだけ耳に入ってくる情報っていうのは
多く含まれているわけです。
だから、メディアが変わっても
きき放題聴いた曲でも
さらっと聞き流すんじゃなくて
視点を変えて聴いてみるといいと思う。
曲順を変えることで、楽曲のもつ雰囲気なんてものは
同じ曲にもかかわらず、思い切り姿を変えるから。
飽きた時にこそ、好きな曲を聴いてみよう。
新しい発見があります。
10年前の楽曲で、きき放題聴いてきたのに
未だに新しい発見があるよ!
最も、こういう仕事柄だからかもしれないけれどw
ただ残念なのは、音圧競争とかピッチ修正だとかで
アーティストの顔っていうのが
本来の形とは若干違う状態で
一般に出回っているということ。
先程波形が同じような曲があると書いたけど
それは音圧競争によって
波形じゃなくて、棒みたいな状態になってる曲のこと。
某アーティストの曲をDAWに読み込むと
ほぼ全部の局がピーク0.0で
pro toolsに読み込んだら間違いなくピーク超えするような
そんなオーディオデータになっているわけです。
もっと噛み砕いて書こうか。
要は音楽的な強弱が消えてるってこと。
ダイナミクスが常に一定になってるんだよね。
クラシックとかブラバンやってた人ならわかると思うけど
楽器って普通は強弱を表現できるじゃん?
でも、それがない音楽なんだよね、今の音楽の大半は。
ほとんどの曲はピークが潰れてるから
ダイナミクスが死んでいるというね....
ロックならまあまだいいけど。
ちなみにAVEXの某アーティストの曲は
音圧はすごいのに、ちゃんとダイナミクスは残ってるのね。
しかもピーク超えないの。これは当たり前かw
何かと黒い噂の耐えないAVEX。
だけど、実は何気に音楽のことは考えているけれど
やはり黒いイメージが強いのは事実で
そこが残念なところ。
マスタリングとかミックスとかCDの構成で傑作と思ったのが
鬼束ちひろの「DOROTHY」。
これに関しては過去に書いたので語るのはやめておきましょう。
 
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