忍者ブログ
半作曲家、石黒太一の日々の様子やらいろいろ書いていく予定。
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

プロとアマの差

どうも、太一です。
書かずにいたけど、発注がここ数日来なくて
正直プロダクション首になったかと思いました。
でも、発注が来たので大丈夫なようです。
本当に心臓に悪いです。

さて、すっきりしたところでブログ書こうかね。

今日はボーカルの話について書こうかな。

1ヶ月前にCD制作用にボーカルRECしてたんだけど
そのボーカリストが上手いんだよ本当に。

CDなんかの曲って歌うまいじゃん?やっぱり。
まあ、上手いってだけならアマにもいくらでもいるんだけどさ。

でも、その上手いっていうのはあくまでも
その歌が上手いってことなんだよな。

プロになれるか慣れないかっていうのは
やっぱ表現の差なんだろうと思う。

この間のボーカルRECでは
もちろんうまく歌ってくれたんだけど
こちらの要望を瞬時に理解して
自分の歌に組み込むことが出来るんだよね。

練習しないといきなりの要望って
すぐには応えられないわけよ。
コーラスなんかREC中に変えるとかってなると
それはもう無理な話で。
でも、彼女はやってのけましたw
そういう適応力が必要なんだろうねやっぱ。

他にも楽曲に合う歌い方とか雰囲気だとか
しっかりと理解して歌ってくれたボーカルもいたな。
だから曲によって歌の表情だけじゃなくて
声そのものまで変えて歌える人まで....
しかも、その曲を自分の歌として
歌いきれるんだよ。

プロとアマの差ってこういうところなんだろうね。

確かに歌がうまいってだけならいくらでもいるんだよね。
しかし、要求に応える力とか
楽曲を理解する力って
歌がうまいだけでは絶対に出来ないことだからね。

俺もアーティストに合った楽曲をかけるようになりたいね。
よりその人らしく、でもオリジナリティのある物を。

歌スタのハンターが札を上げる条件って
こういうところを見てるんだなぁと
自分なりに結論づけてみたけど
そうやって考えれば、追試を与える理由がよくわかる。
他の曲を聴くことで、要求に応えられるのか
楽曲を理解して、それを自分の歌として表現できるか査定する。
それでイエスかノーの判断を下してるんじゃないかなと。

まあ最もこの番組は終わっちまったけどな。

プロを目指す人は、ただ闇雲に上手くなるんじゃなくて
こういう研究をするのもいいのでは?
俺は作曲家としてこういう研究をしているし
チーム雅楽では実践させていただいております。
今のところは要求に応えられているようです。

後はプロに必要なのは常に万全の状態で挑めることかな。
よくドタキャンに合うわけだが( ´△`)アァ-
これは明暗をかなり分ける。

この手の仕事はスケジュール通りに動けないっていうのは
=プロジェクト失敗へと直結するからね。
次の日とか次回に....という手段は
基本的に無い世界だから。
というか、欲しいぐらいですよおじさんは。
でも、納期だとかスタジオの確保だとか
そういう大人の事情で動いている世界では
スケジュールを動かせなくなるからね。

1回の失敗は
次の仕事が相当苦しくなることを覚悟しなければならない。
そして、そういう状況に追い込むことは
アーティストとしては最悪。

そういう訳で、俺が音楽制作で一番やられると参るのが
ドタキャンってわけだ。その理由もこれでわかったことでしょう。

それに与えられた期限に対して成果物を提示できないというのは
企画がオジャンになることを意味する。
そういう経験を何度もしては乗り越えてきたからこそ
最優先に考えるし、ドタキャンを起こされるとイライラするのはそういう意味。

チームワークが必要な仕事をしている人は
音楽に限らず、予定で決められたことに大しては
絶対を言い切る覚悟でスケジュールをこなすべきである。
それが仕事であり、責任だと俺は思っている。

PR
コメントを投稿する

HN
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
無題

太一カッケェw
無題

まあ、ちょっと冷たい考え方かもしれないけどw仕事っていうのはそういうことだと俺は解釈しておりますw
カレンダー

10 2025/11 12
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
プロフィール

HN:
Taichi
性別:
非公開
最新CM

[03/11 くぅ]
[02/26 たいち]
[02/25 ケンイチ]
[02/07 たいち]
[02/03 ケンイチ]
ブログ内検索

バーコード

カウンター